■Cast頻度が高くなる条件は
RotfaceがCastしてくる「Mutated Infection」は、この戦闘において重要なDebuffだ。
このDebuffのCast頻度が高くなっていくことは、すでに周知の通りだと思う。
だからDPSレースとなる戦闘だと見なされている。
では、どのような条件でCast頻度が高くなっていくのだろう。
これには未だに諸説がある。
「ボスのHPの量」「一定時間経過」「Addの出現回数」など、
複数の予想が入り乱れている。
一体どれが正しいのだろうか。
■5種類ある「Mutated Infection」
まず、Debuffの「Mutated Infection」自体を検索してみると、
5つのCastパターンの存在を確認できる。
それらを全て以下に挙げる。
Mutated Infection
Mutated Infection
Mutated Infection
Mutated Infection
Mutated Infection
どれも対象へ与える結果は同じ内容のDebuffだが、
「Interval(間隔)」の項目だけ微妙に違う。
上から順に、14秒、12秒、10秒、8秒、6秒となっている。
すなわち、Rotfaceの「Mutated Infection」には
5種類のCast間隔が用意されていることになる。
当然、初めのうちのCast間隔は14秒であり、
終盤では6秒のCast間隔になるのだろう。
■条件は「一定時間経過」だとする理由
そして肝心なのは、何が条件となって、このCast間隔は
14秒 → 12秒 → 10秒 → 8秒 → 6秒と減っていくのか、ということだ。
私の意見は「一定時間経過」だ。
その根拠は、World of Logsから無作為に参照した
20余りのRotface戦(Kill成功)のデータだ。
ここから「Mutated Infection」の存在の有無だけに注目すると、
以下のようなログが得られる。
・例1: 3分50秒の戦闘より
・例2: 8分5秒の戦闘より
これらのログを全て集計してみると、
Cast間隔が1段階短くなる時点は大体似通うことがわかった。
14秒間隔から12秒間隔になる時点: 49秒~61秒
12秒間隔から10秒間隔になる時点: 98秒~115秒
10秒間隔から8秒間隔になる時点: 144秒~153秒
8秒間隔から6秒間隔になる時点: 193秒~212秒
この結果から推測すると、おおよそ「戦闘開始から50秒経過するごとに」
Cast間隔が1段階短くなると言えそうだ。
■「終盤にHeroism」「Dispelしない」は誤解か
ログ同士の中には、戦闘時間が倍以上違うものもある。
だから上記の結果を踏まえると、Cast間隔短縮の条件は
「ボスのHP量によって」とは考えにくい。
また、DebuffのDispelがおろそかになっている(12秒後にDebuffが消えている)
戦闘においても、Cast間隔が短くなる時点は他の戦闘と大差がない。
よって、「Addの出現回数が条件でCast間隔が短くなるから、なるべくDispelしない」
という考え方は、誤解である可能性が高い。
単純に「50秒ごとにCast間隔が1段階短くなる」のだから、
この戦闘は純粋なDPSレースと言ってよさそうだ。
Cast間隔の短縮を長引かせる手段など、何もないと思う。
Heroism/Bloodlustも、終盤まで取っておく必要はないだろう。
全員がDPSに集中できる、開幕直後に使用してしまうべき、というのが私の意見だ。
2 コメント:
筆者さんが使ってるhealbotのようなraidメンバーの
クラス、name、healthやmanaを表示させているのはなんというaddonですか?複数のaddonを組み合わせてるように見えるのですがよければ教えていただきたいです。
これはねー、GridというAddonなんですよー。
設定をいじくりまわしているから、原型をとどめていないけれども。
Grid用オプションモジュールも多数あって、私は10種類くらい追加しているよ!
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