Trial of the Crusader プレビュー #4 - Faction Champions

■概要

3rdエンカウンターはPvPスタイルの戦闘となる。

かつてのMagister's Terraceにいた5人組のボスを、
そのままRaidバージョンにしたようなものだ。

ここではランダムに選ばれた10体のボスと相対する(10manでは6体)。


■セットアップ

まず、このエンカウンターではTankを必要としない。
なぜなら全Mobが通常のAggroテーブルを持たず、Tank自体ができないからだ。
Dual Specがある現在、TankはDPSでもHealでもいいので、
より役に立つ方のSpecへ変更するといいだろう。

戦闘の性質上、誰もが標的となり得るため、
生存率を高めるためのPvP SpecやPvP Gearは大いに役立つ。
とりわけPvP Trinketは必須に近くなる。
Human以外のRaidメンバーは全員、あらかじめこれを用意をしておくべきだろう。

最初にRaid全員は入り口から向かって右側奥、Jainaの下へ集合する。
敵は左側のThrallのいる場所に出てくるからだ
(Hordeの場合はThrallの下へ集合する?)。

そしてNPCに話しかけてボスたちを登場させる。
誰もAggro Rangeに行かなければ襲ってこないので、
相手のラインアップを見てから作戦を練るといい。

Raid LeaderはKill Order順を示すRaidアイコンを付けていき、
誰がどのボスのCCおよびInterruptを担当するのかを決めておく。
この割り当て作業はとても重要なので、確認を怠らないことだ。


■Championたち

全部で14体おり、この中から10体が選ばれて登場する。

彼らの名前の一覧を転載しておく。
Targetマクロの作成などに便利だ。

(カッコ内はHordeが対戦するAllianceのChampionたち)

Melee DPS
[Death knight] … Gorgrim Shadowcleave (Tyrius Duskblade)
[Warrior] … Narrhok Steelbreaker (Shocuul)
[Paladin] … Malithas Brightblade (Velanaa)
[Shaman] … Broln Stouthorn (Shaabad)
[Rogue] … Maz'dinah (Irieth Shadowstep)


Range DPS
[Hunter] … Ruj'kah (Alyssia Moonstalker)
[Druid] … Birana Stormhoof (Kavina Grovesong)
[Mage] … Ginselle Blightslinger (Noozle Whizzlestick)
[Priest] … Vivienne Blackwhisper (Brienna Nightfell)
[Warlock] … Harkzog (Serissa Grimdabbler)


Healer
[Holy Paladin] … Liandra Suncaller (Baelnor Lightbearer)
[Resto/Ele Shaman] … Thrakgar (Shaamul)
[Restoration Druid] … Erin Misthoof (Melador Valestrider)
[Holy Priest] … Caiphus the Stern (Anthar Forgemender)



■Championたちの能力

Champion's Aegis
全員が最初から持っている自己Buff。
全てのAoE攻撃の被ダメージ量を75%軽減する。
このBuffはDispelなどで消すことができない。
よって、Novaなどで固めてMass AoEで殲滅、といった作戦はとれない。

共通して所持する能力はこのBuffだけ。
他は普段私たちが用いているものをそのまま使ってくる。

例えばWarriorはMelee攻撃にMortal Strikeを織り交ぜてくるし、
WarlockやMageなどはFearおよびPolymorphなどのCCで邪魔してくる。
Paladinは低いHPのChampionにHand of Protectionをかけて守ろうと試みるだろう。

多くのボスとは異なり、このChampionたちに対しては
CCやStun、Interruptなどが全て有効だ。
効かないCCはMind Controlくらい。
よって、攻撃対象以外へのCCとInterruptが大変重要となってくる。


■PvP戦闘システム

このChampionたちは特殊なMobとしての扱いになっており、
「対プレイヤー」用のルールがいくつか適用されているNPCだ。

その最たるものが、Crowd Controlの効果に関して。
ボスたちにはほとんどのCCが有効な反面、対プレイヤー戦同様に
効果時間が最大でも12秒となる。

また、同じカテゴリに属するCCたちは
Diminishing Returnの影響を被る。

Diminishing Returnとは
15秒以内に同カテゴリのCCをもう一度かけた場合、
効果時間が通常の50% → 25% → Immuneと減らされていくシステムだ。

なお、CCの効果が「終わってから」15秒経過すると、
そのカテゴリのDiminishing Returnはリセットされる。

Diminishing Returnの制限を受けるCCの、カテゴリ別一覧はこちらを参照のこと。
うまくカテゴリがかぶらないようにCCの割り当てを行いたい。


■ストラテジー (Kill Order)

毎回登場するChampionが変わるために、定型の作戦はない。

だが、Healerから優先して除去していくのが一般的な戦い方だ。

まずは耐久力の低いHoly Priestや、
Instant CastばかりでHeal力の強いResto Druidへ狙いを定めるといいだろう。

その間、他のHealerたちに対するCCおよびInterruptは徹底させたい。
Healが漏れて、倒すのに手間取るほど戦況は不利になっていく。

1体目のHealerを倒した後は、引き続き残りのHealerを封じたまま
DPSの数を減らしていく方が安定するだろう。

布Classを瞬殺してくるRogueや、
本体のバースト力を倍増させるHunterのPetなどが候補だ。
いずれも危険な存在でありながら、耐久力は低い。

そして最終的にHealerを全滅させることができれば、
勝利は間違いないものとなるはずだ。


■ストラテジー (Tips)

・とにかくCCで多くのボスを封じきることが一番の攻略法だ。
CC担当者はFocus等を駆使して、CCがDispelされても即座にかけ直せるように。

・Resto DruのTree FormやWarlockのPetはBanishできる。
RootやSnareはMelee DPSに、Mesmerize系(Polyなど)はRange DPSにと、
効率の良いCCの役割分担を。

・CastのInterruptもまた、攻守両面において大変効果的だ。
Druid以外のHealerに対しては専属のInterrupt要員をつけてもいいし、
味方のShamanにはCaster DPSのCastを継続的に中断させるようにする。

・現在のターゲットに対するDispelは頻繁に。
HoT類やHand of Protectionなどは、すぐさま消していきたい。

・死因として多いのが複数のMelee DPSにからまれての即死だ。
Kiteがしやすくなるよう、Frost TrapEarthbind Totemなどの
AoE Snareは常に置いておくこと。
Meleeに狙われた者も、CC以外の仕事は中断して、Meleeから生き延びることに専念する。

・実際のArena同様、先に1体倒すことができれば俄然有利となる。
よって、攻撃系、防御系、Heroism、全てを含めたCooldown Skillは
最初から惜しみなく用いる方が賢明だ。

・相手のHealerがHealしてくるために、現在の対象へ
Mortal Strikeを初めとした被Healing Reduce系のDebuffのキープは必須となる。

・AoE攻撃は厳禁。
相手のBuffによって威力が1/4になるだけでなく、
辺りのCCを壊してしまう恐れが多分にある。

・多くの「対プレイヤー」用のルールが適用されるも、
Resilienceによるダメージ減少は効果がない模様
(被Crit率の減少の方は、一般Mob同様に効果があるだろうが)。


■アイテムDrop一覧

http://www.mmo-champion.com/index.php?page=878


■動画

http://eyevio.jp/embed.do?movieId=294716&width=1280&height=800

0 コメント:

コメントを投稿


「World of Warcraft」プレイ日記

Healer視点から学んだことを
不定期に掲載しています