「使用禁止にすべきだ」──
そんな声が多くかけられるほど、
Raidを楽にしてくれるAddonが出来ていた。
それが「AVR」と「AVR Encounter」だ。
「AVR」というAddonは、実際の3D画面上に、
円や線などの画像を表示させるツールだ。
特定のParty/Raidメンバーがいる場所へ
ピンポイントで画像を表示させることもできる。
このような「AVR」の機能を利用した
新しいRaid補助ツールが、「AVR Encounter」というAddonだ。
「AVR Encounter」は現在、Ulduarのいくつかのボスと、
ICCのほとんどのボスに対応している。
ICCのボス戦において、この「AVR Encounter」による視覚的な補助が
便利すぎるとして話題になっている。
例えば、Putricide戦(Heroic)における「Unbound Plague」や、
Sindragosa戦における「Frost Beacon」を付けられたRaidメンバーの足元に、
それぞれの効果範囲と同じ大きさの円を表示してくれる。
近づいてはならない対象の場所と、そこまでの距離が一目でわかるのだ。
Rotface戦でのスライム爆発や、Putricide戦でのGooなどは、着弾地点がわかりにくい。
こうした砲撃の、着弾する可能性のある全ての地点を、
円形の画像によって瞬時に表示してくれたりもする。
これに従えば、被弾率はほぼゼロとなるはずだ。
Marrowgar戦のトゲに刺された人の下には、円形の画像が表示されるだけでなく、
自分とその人の場所とを結ぶ直線までもが現れる。
Heroicモードで、散開中にトゲへの攻撃に素早く切り替える際に有用だ。
使い始めの頃はDBMなどのBoss Modと同じく、
少々インチキくさいと感じられるかもしれない。
だが、とにかくProgressを目指しているRaidにとっては
大きな助けとなるAddonだろう。
ICC Raidでの利用だけを考えているなら導入は簡単だ。
単に「AVR」と「AVR Encounter」の2つをAddonフォルダに入れるだけでいい。
設定は特に何も必要ない。
また、非常に軽いAddonのため、PCのパフォーマンスを落とすこともない。
実際に動作させるまでのハードルが極端に低いので、
Raidで楽をしたい人には入れない理由がないだろう。
万が一描写を停止させたくなった場合でも、
/avr menu
とコマンドを入れた後に「Enable」のチェックを外すだけでいい。
余談だが、私がこのAddon使用後、
真っ先に思いついたのはPvPへの流用だ。
Healerであるため、敵ユニットの場所だけでなく、
味方ユニットの場所から30/40yardの範囲の円を表示させることができたら
非常に便利だろうと考えたからだ。
しかしながら、この「AVR」のほとんどの機能は、
Arena内では使用することができないらしい。
ArenaはBGと異なり、位置情報を提供しない特殊なエリアだからとのことだ。
Arena内で「AVR」ができることは、
自分の場所から図形を表示させることだけ。
肝心のArena内で利用価値がないのならば、どうしようもない。
残念なことだ。
なお、「AVR」に対しては「利用者をBanしろ」などの過激な声もある。
だが「AVR」製作者サイドは、「AVR」はBlizzardの規約に何ら反していない、
正当なAddonの一つであることを主張している。
さらに「AVR」登場から3ヶ月経っても、「AVR」および「AVR」利用者へ
ペナルティを科された話など全く聞かないことから、
おそらくこれは「合法」とみなされたAddonなのだろう。
もちろん、今後突然に使用不可能や使用禁止となる可能性はある。
ただ、現在の時点では「違法」の恐れなど抱かずに
安心して使っていいAddonとのことだ。
2 コメント:
始めまして
これはいい情報を聞きました!
自分はPUG専なのですがこれを導入必須みたいな感じにするれば
楽になるかもしれませんね
先ほどCriftさんとArenaであたりましたw
完敗でしたw
がんばりましょう!
はい、はじめまして!
Menuの「Version Check」で何人AVRを入れているか表示されるので、今度Pugでどれくらい浸透しているのか調べてみてね!
PvPは専門外なのでイジメないでね。。。w
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