3.2 Resto Druid プレビュー

大幅な改変のあったHoly Palとは異なり、
Resto Druへの変更点は大したものが少ない。

Innervate
Cooldownが3分へと半減し、効果時間も10秒へ半減した。
TickあたりのMana回復力は変わらないため、CDも効力も半分ということだ。
よりお手軽にInnervateが使えるということだね。
ちなみにLv80では、一回のInnervateにつき7866 Mana回復となる。
この変更に伴い、Glyph of Innervateの効果時間も10秒となった。

Lifebloom
Bloom部分のベース回復量が-20%。
さらにBloom部分へ乗るSpell Power Coefficientも-20%。
もともとRaidにおいてはBloom部分などほとんどがOverhealingになるわけで、
PvEのResto Druidにとっては取るに足らないNerfだ。

Empowered Touch
Talentの変更。
これまでの効果に加えて、NourishのHeal量を+20%する。
Tank Healerには必須のTalentとなる。

Improved Barkskin
これまでは自分の全Buffに対してDispel耐性ボーナスが適用されたが、
その対象がBarkskinのみになった。
Dispel耐性は60%から70%へと微増される。
PvEにおいては全く関係のない話。

Swift Flight Form
310%スピードの上級Flight Mountを持つDruは、
Flight Formのスピードも自動的に310%となる。
Druは310% Mountを得ても、結局はInstant Castで便利な
Flight Formの方を使うことになるので、所持者にとっては嬉しい変更点だ。

MP5
Druidだけでない一般的な変更点。
アイテムにある「○○ mana per five secounds」という、
いわゆるMP5の値は、数値がそのまま+25%される。

Replenishment
Druidだけでない一般的な変更点。
Mana回復量が「5秒に渡って最大Manaの1%回復」へと変更
(旧: 1秒につき最大Manaの0.25%回復)。
回復量約-20%のNerf。


この中で唯一注目すべきは、Empowered TouchによるNourishのHeal量強化だ。
これにより、Ulduar Gearならば
Critで12000を超えるDirect HealをボンボンTankへ放てるようになる。
1.5秒Castにも関わらずだ。
PalのHoly Lightにも迫るHPSを持つようになるのだから恐ろしい。

Tank Healがメインであるならば、Tranquil SpiritGift of the Earthmother
Celestial FocusなどといったTalentを削ってでも、ぜひ取得するべきだ。


今回のパッチには、Resto DruidのHealingスタイルを変える要素は何もない。
Rejuvenation主体のRaid Healingにおいても、Nourish主体のTank Healingにおいても、
これまで通りのやり方そのままで新コンテンツを迎えられる。

Gearingの変更点も、Mana RegenのサブStatには
IntよりMP5がいいかも知れない、といった程度。
相変わらずRaid Healingには「SP/Haste」(※T9 4 Setを得るまで)、
Tank Healingには「SP/Crit」を中心に収集していけばいい。


UlduarではDruidがRaid Healerとして大変役に立ったが、
それもUlduarが移動を強いるシーンの多い場で、
かつ継続的なRaidダメージを多くもたらしたからだ。
これらに対してHoTの散発というHeal Workがうまくマッチした。

新Raidでは今のところ、UlduarのようにRaid全体へのダメージは少なくないらしい。
もしも引き続き最高峰のRaid Healerとして君臨できるのならば、
さらにTank Healingが強化されたResto Druidは、
実に穴のない万能Healerとして存在できるのだと思う。

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