3.3 Holy Paladin ガイド #13 - 準備編 (Glyph)

■2つの必須Glyph

Major Glyphは3つまで選ぶことができる。
数ある中から、まずHoly Palに必須と思われる2つのMajor Glyphを挙げる。

Glyph of Seal of Wisdom
SoWをアクティブにしていると、すべてのHealing Spellのコストが5%削減される。
多くのMana PoolがほしいHoly Palにとっては、凄まじい効果を誇るGlyphだ。
HLなどの高コストのHealを連発するほど、その実効性は上がる。
陰ながらManaの消費を大量に抑えてくれるはずだ。
SoW自体がHoly Palに最適なSealであることも都合がいい。

Glyph of Holy Light
HLが、Castした対象の周囲8yard以内の味方(5人まで)にもHealするようになる。
Heal量は、そのHLが回復した量の10%だ(Overhealing部分も含める)。
HLを使用する回数が多いために、必然的にその実効力は高くなる。
特に、1箇所に固まることの多い、Melee DPSへのケアに優れているGlyphだ。


■3番目のGlyph

その他のMajor Glyphで、上記2つの強力なGlyphに並ぶほどのものはない。
最後のMajor Glyphは、以下のHoly Pal向けの中から
好きなものを選ぶかたちとなる。

Glyph of Beacon of Light
Beaconの効果時間を1分から1分30秒にまで延長させる。
Beaconが消費するManaの量はとても多いので、
その更新頻度を33%も減らせるのは、それなりのManaの節約となる。
BeaconをCastする際に起こる、Global Cooldownの消費という、
1秒あまりの空白時間の発生数も抑えることができる。
3番目のGlyphとしては一番人気があるものだ。

Glyph of Divinity
LoHをかけると、自分と対象のそれぞれに3900 Manaが与えられるようになる。
自身にLoHをかけた場合は、もちろん7800 Manaを得られる。
以前はMana Pool増強のGlyphとして強力なものだったが、
自身にLoHをかけるとForbearanceのDebuffが付くようになったため、
その価値は半減してしまった。
LoHを他人にかけると前提した場合、5分戦闘では65 MP5、
10分戦闘では32.5 MP5相当の効力となる。

Glyph of Holy Shock
Holy ShockのCooldownを6秒から5秒に短縮させる。
Heal力増強用のGlyphだが、Holy Shock自体を頻繁に使うことはあまりない。
ただ、T10の4セットボーナスの登場により、
Heal WorkのサイクルにHoly Shockを挟んでも
大きなHPS(Heal Per Second)の低下は起こらなくなった。
よって、特定のエンカウンター内で、Holy ShockによるHealが
高い頻度で有用な場合、このGlyphは選択肢の1つとなる。

Glyph of Flash of Light
FoLのCrit率を5%上昇させる。
FoLはHLと異なりHeal量が少ないので、CritによるHeal量上昇は効果的だ。
もちろん、CritによるMana回復も歓迎するところだ。
悪くない効力なのだが、FoL自体をそこまで使用しないというのがネックだ。
FoLは、Glyphスロットを消費してまで強化すべきSpellではない。
また、ICCクラスの装備が揃いだすと、
SSの効果(対象へのFoLのCrit率 +50%)と合わせて、
SS対象者へのFoLのCrit率がすでに100%以上になっているという事情もある。

Glyph of Seal of Light
SoLをアクティブにしていると、自身のすべてのHealing量が5%上がる。
これも悪くない効力だが、通常はSoL自体を使わないので出番がない。
SoW Glyphが強力すぎるので、常用するSealはSoWとなるからだ。

Glyph of Cleansing
CleanseのManaコストを約50下げる。
効力がとても弱い上、Debuffの解除がいらないエンカウンターでは何の意味も持たない。
使う機会はまずないと思っていい。


■ICCではSoLとSoWのGlyphの常備を

ICCでは唯一、Mana Pool量を気にしなくていいエンカウンターがある。
それはDreamwalker(以下DW)戦でDW Healを担当するときだ。
DW Healerたちは、使い切れないほどのManaを回復するようになるからだ。

よって、ここではMana Poolだけを増強させる要素はほぼ無駄なものとなる。
代わりに、少しでもHeal力を増強させる方が効果的だ。

Holy Palには必須のSoW Glyphも、Mana Poolだけを増強するものなので、
DW Healerとなる場合には役立たずのGlyphとなってしまう。

そこで、このエンカウンター限定でSoW GlyphをSoL Glyphに変え、
SealもSoLにして臨む必要が出てくる。

その時に、その場ですぐ代えられるよう、
自分であらかじめSoL Glyphを用意しておく必要がある。
Raidの真っ最中に、進行を止めさせてまで
Glyphを取りに街へ戻ることなどできないからだ。

よって、DW Heal用にSoL Glyphを持っておくことはもちろん、
DW戦終了後にすぐ元へ戻せるよう、SoW Glyphも用意しておきたい。

Holy PalはDW Healerに選ばれることが多い。
だからICCに臨むHoly Palは、
この2種類のGlyphの常備を怠らないよう心掛けるべきだろう。


■Minor Glyph

Minor GlyphもMajor Glyphとは別に、3つまで装備することができる。

Minor Glyphで押さえておきたいのが「Glyph of Lay on Hands」だ。
20分あるLoHのCooldownを5分も短縮することができる。
Holy Pal向けのMinor Glyphの中では一番強力だろう。

残りの2つは、以下の中から好きなものを選ぶといい。

Glyph of Blessing of Wisdom (自身へかけた場合のみ、10分版BoWが30分になる)
Glyph of Blessing of KingsBoKのManaコスト -50%)
Glyph of the WiseSoWのManaコスト -50%)


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「World of Warcraft」プレイ日記

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