3.3 Holy Paladin ガイド #14 - 準備編 (Consumables)

Raid内で必要となる消耗品の数々を掲載する。
途中で不足することのないよう、それぞれ十分な量を用意しておきたい。


■Flask

いわゆるドーピング用のアイテムで、死んでも効果が切れない。
後述するElixir類は死ぬと効果が切れるので、
一般的にTry Raid時はFlaskの方が利用される。

ProfessionがAlchemyである場合、Flaskの持続時間は2倍となり、
その効力も30~40%ほど高まる。

Flask of Distilled Wisdom (65 Int)
レベル50用のFlaskでありながら、現在のHoly PalにとってはベストのFlaskとなっている。
なにぶん古いFlaskなので、入手が困難である場合も多い。
その場合、代替品として「Flask of Pure Mojo (45 MP5)」を用いてもよい。
「Distilled Wisdom」には及ばないが、それなりに有用ではあるFlaskだ。

Flask of the Frost Wyrm (125 SP)
前回記述したとおり、Dreamwalker(以下DW)戦では
Mana Poolの増強は意味を持たなくなる。
そこでICCに臨む際には、DW Heal用にこのFlaskも用意しておく。


■Elixir

Flaskと同じくドーピング用のアイテムだが、Flaskと併用することはできない。
死ぬ恐れのないエンカウンターでは、Elixirを使用する方が安上がりだろう。

ElixirにはBattle ElixirGuardian Elixirの2種類があって、
それぞれ1つまでを同時に使用することができる。

ProfessionがAlchemyである場合、Elixirの持続時間は2倍となり、
その効力も30~40%ほど高まる。

Elixir of Mighty Thoughts (45 Int)
Guardian Elixir。
Guardian Elixirの中では、選択肢はこれ1つに絞られる。

Elixir of Lightning Speed (45 Haste)
Battle Elixir。
Flask、Elixir類で、唯一Hasteを高めてくれるものだ。
Heal力の増強に大変効果的で、「Mighty Thoughts」との併用はバランスがいい。

Guru's Elixir (20 All Stats)
Battle Elixir。
少しでもMana Poolを増強させたい場合はこちらを用いる。
効力は少々弱いが、「Mighty Thoughts」との併用で
Flask of Distilled Wisdom」と同等のInt値を得ることができる。


■Potion

Potionはどれか1つを使用すると、それを含めた全てのPotionにCooldownが付く。
Cooldownは1分と表記されているが、一度戦闘状態から抜けないと
このCooldownのカウントが始まらず、再度使用することができないままとなる。
すなわち、1回の戦闘につき、Potionはたった1つしか使えないということになる。

Runic Mana Potion (4200~4400 Mana回復)
普段使用するPotion。
Potionを1回しか使えなくなった現在は、早期に使用するのは得策ではない。
もしManaがフルまで回復してしまったら、
Potionで回復したManaのいくらかが無駄になるからだ。
戦闘の中盤以降で、Manaが枯渇しそうな状況で使用する。

Runic Mana Injector (4200~4400 Mana回復)
効果は「Runic Mana Potion」と全く同じだ。
Potionの方も20個までスタックさせて所持できるようになった現在は、
わざわざこのInjectorを作る必要はなくなった。
ただし、ProfessionがEngineeringである場合は、
Injectorの効果が25%増強されるため、こちらを使用する。

Crazy Alchemist's Potion (4200~4400 Mana回復、3100~3500 HP回復)
ProfessionがAlchemyである者のみが使えるPotionだ。
ManaだけでなくHPも回復する上、ランダムでElixirの効果を1つ得られる。
普通のMana Potionと比べて、色々とお得になっている。

Potion of Speed (15秒に渡り+500 Haste)
Manaが枯渇しそうにないエンカウンターにおいて、
Heal力の増強を目的として使用する。
敵の攻撃が激しくなる場面や、Divine Pleaの効果時間中などに用いるといい。
当然、ICCでDW Healerとなる場合は毎回使用することになる。

Swiftness Potion (15秒に渡り移動速度 +50%)
必須のPotionではないが、特定の状況下でとっさに使えると、
即死などのミスを防いでくれる。
ICCでは、Putricide戦でオレンジスライムから逃げ遅れた場合などがいい例だ。
いくつか持っておいて損はないPotionだ。


■Buff用Food

ほとんどのRaidメンバーは、場に出される「Fish Feast」を食べ、
これをFood Buffとして得ている。
しかしHoly Palにとって、「Fish Feast」から得られるSpell Powerなど
大したHeal力の増強効果にはならない。
面倒ではあろうが、少しでも上のHoly Palを目指すのならば、
Buff用のFoodは自前で調達しておくべきだ。

Imperial Manta Steak (40 Haste、40 Sta)
Very Burnt Worg (40 Haste、40 Sta)
Heal力を増強したいのならば、これらのHaste Buffが1番だ。
40 Hasteは「Fish Feast」がもたらす46 SPより、はるかに高い有用性を持つ。

Spicy Fried Herring (20 MP5、40 Sta)
Mighty Rhino Dogs (20 MP5、40 Sta)
Mana Poolを増強したい場合はこちらを選ぶ。
40 HasteのFoodとともに持参し、エンカウンターごとに食べ分けてもよい。


■DrumとRunescroll

特定のクラスが与えることのできるRaid向けBuffを、
誰でも提供できるようにしたアイテムがDrumとRunescrollだ。

効果のほどはオリジナルのものよりやや弱くなるが、
そのクラスがRaidにいない場合は非常に有用となる。

1回の使用で、近くのRaid全員にBuffを与えることができる。
他人が持参してくるのを期待するのではなく、自らが率先して用意する。

Drums of Forgotten Kings
Raid全員に+8% StatsのBuffを与える。
BoKの効果より2%弱い。
Raid内にいるPaladinが自分1人だけの場合、BoWBoMを普通に配り、
その上でこの8%版Kingsを配るといいだろう。
こうすることで、BoW/BoMとKingsの効果を両方提供することができる。

Drums of the Wild
Raid全員に+750 Armor、+37 Stats、+54 ResistancesのBuffを与える。
Improved Mark of the Wild」のTalentで強化された
Gift of the Wild」より、やや効力が弱い。
それでもDruidがRaidにいない場合は必須のBuffとなる。
Holy Palにとっても、Intがボーナス込みで44も上がるのは嬉しいところだ。

Runescroll of Fortitude
Raid全員に+165 StaのBuffを与える。
Improved Power Word: Fortitude」のTalentで強化された
Prayer of Fortitude」より、やや効力が弱い。
それでも当然、PriestがRaidにいない場合は必須のBuffだ。
全Healerにとって、Raid全体のHP上昇は歓迎するところだ。

Scroll of Intellect VIII
対象の1人に+48 IntのBuffを与える。
現状ではなぜか、Mageの「Arcane Brilliance」の代替品となる
Runescroll of Brilliance」を、まだゲーム内では作ることができない。
よって、MageがRaidにいない場合は、このScrollを使用することになる。
ただしRunescrollとは異なり、対象は1人までなので、Raid全員に配るのは無理がある。
Holy PalにとってInt Buffは必須のボーナスなので、自分用にだけでも用意しておきたい。
なお、Warlockのペットがもたらす「Fel Intelligence」とは効果が重ならない。
よって、RaidにWarlockがいる場合も、このScrollを使用する必要はなくなるだろう。


■Drink

全Manaユーザーにとって必須のアイテムだ。
戦闘前に素早くManaを回復させるために必要となる。
Raid内の、Mageによるパンの提供をいつも期待するのではなく、
Mana回復用の水くらいは最低限の常備品として十分な量を用意しておくべきだ。

Honeymint Tea
レベル80の者にとっては一般的な水だ。
とにかく色々な場所で売られている(Traveler's Mammothからも購入可)ので、
簡単に入手できるのが最大の利点だ。

Sauteed Goby
ProfessionのCookingによる調理品だ。
材料となる魚は、これ以外には使用用途がないため、
Auction Houseにて格安で入手することができる。
調理する手間さえ惜しまなければ、「Honeymint Tea」よりも安く調達できるだろう。
Manaと同時にHPを回復できるのも便利だ。

Black Jelly
これも、特別な使用用途のない魚を調理して作るアイテムだ。
普通の水が30秒に渡り19,200のManaを回復するのに対し、
これは60秒に渡り38,400ものManaを回復する。
Manaの回復速度はどちらも同じだが、1度に回復できる量が2倍も違う。
最大Manaが40,000前後にもなる、現在のHoly Pal向けの水と言えるだろう。


■Reagents

自身が与えられるBuffをCastする際に必要となる。
当然、不足が起こることなどないように十分な量を用意しておく。

Symbol of Kings
Greater版のBlessをCastするときに必要となるアイテム。
1回のCastにつき1つ消費される。

Symbol of Divinity
Divine InterventionをCastするときに必要となるアイテム。
1回のCastにつき1つ消費される。


■用意する消耗品の整理

何がどれだけ必要なのかを以下にまとめる。
Raidへ向かう前に、忘れ物がないかどうかを必ずチェックする。

・「Flask of Distilled Wisdom」 … 1スタック(20本)
・Battle Elixir … 0~1スタック (0~20本)
・Guardian Elixir … 0~1スタック (0~20本)
・Mana回復用のPotion … 1~2スタック (20~40本)
・「Potion of Speed」 … 1スタック(20本)
・「Swiftness Potion」 … 0~1スタック (0~20本)
・Buff用Food … 1~2スタック (20~40個)
・「Drums of Forgotten Kings」 … 1スタック (50回分)
・「Drums of the Wild」 … 1スタック (50回分)
・「Runescroll of Fortitude」 … 2スタック (40枚)
・「Scroll of Intellect VIII」 … 2スタック (40枚)
・Mana回復用の水 … 3~4スタック (60~80杯)
・「Symbol of Kings」 … 3スタック (300個)
・「Symbol of Divinity」 … 2~3スタック (10~15個)


ICCへ臨む際には、DW Heal時用に、以下の消耗品も追加で用意しておく。

・「Flask of the Frost Wyrm」 … 1スタック(20本)
・「Glyph of Seal of Light」 … 1スタック(20枚)
・「Glyph of Seal of Wisdom」 … 1スタック(20枚)


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