3.3 Holy Paladin ガイド #21 - 実践編 (ICC 3/8)

■Deathbringer Saurfang (基本のHeal Work)

ボスに「Frenzy」のBuffが付く前をP1、付いた後(ボスのHPが30%に到達)をP2とする。

・Auraの優先順位は DevotionConcentrationRetribution

・序盤は片方のTankにBeaconをかけ、
ボスのAggroを取っている方のTankへ延々とHealをかけ続ける。
Aggroを取っている方のTankにBeaconが付いている場合、Raid Healを助けてもよい。

・「Rune of Blood」のDebuffが現在のTankに付くと、
付いていない方のTankが代わりにボスのAggroを取る。
「Rune of Blood」は頻繁に使用されるので、このTankの交代に注意する。

・Tankの交代ごとにBeaconを付け替えるのは、
激しくManaを消費するのであまり推奨はしない。

・ボスが「Mark of the Fallen Champion(以下Mark)」をCastしたら、
この「Mark」の対象者にBeaconをかけてTankをHealし続ける。

・「Boiling Blood」によるダメージはボスの「Blood Power」を増加させる。
ただし、これはPhysical属性のDebuffなのでBoPで消すことができる。
よって、初期の段階でこれがCaster/Healerに付いたら、
即座にBoPで消してしまってもいい。

・Addを召喚する「Call Blood Beast」は40秒ごとに使用される。
すなわち、Imp HoJを取っていれば毎回1体はHoJでStunさせることができる。
Healが忙しくない段階で、Addが近くへ来た場合に狙ってみるといいだろう。

DSとBoPは、「Mark」のダメージを一時的に無効とすることができる。
ただし、ともに「Mark」のDebuff自体を消せるわけではない。
それぞれの効果時間が切れたら、また「Mark」によるダメージが再開されることに注意する。


■Deathbringer Saurfang (「Mark」対象者へのHealing)

Holy Palは単体Healingに優れている。
だから、Tankより死にやすい「Mark」対象者のHealを任されることも多い。
また、Holy PalはBeaconによって、
2人までの「Mark」対象者を同時にHealすることも可能だ。

ここからは、「Mark」のダメージ量が凄まじいHeroicにおいて、
「Mark」対象者2人へのHealを担当する場合のHeal Workについて掲載する。

「Mark」対象者の死は、Tankの死と同じくWipeに直結するので集中して臨みたい。


戦闘の終盤では、大抵は自分1人でその2人をHealしきらねばならない。
この際に、あらかじめ念頭に置いておくべきことが2つある。
1つはManaの温存で、もう1つはP2の直前に各Buffを更新することだ。

いずれも、P2に入ってからHLを止めることなく連射できるようにするためだ。

ボスが得る「Frenzy」のBuffは「Mark」のダメージも増加させるので、
P2は「Mark」の対象者たちが最も死にやすい時間帯となる。
ここでManaが切れたなどと言っていられないし、
Buffを更新するために必要なたった1秒の空白時間さえ作るのは危険だからだ。


では、具体的なHealのローテーションを記述していく。

「Mark」が場にない間は、もちろんTankのHealを助ける。
ただし、可能な限りManaは節約すること。
JudgementをCooldownごとに撃ってManaを回復し、
HealもFoLだけでまかなう。

1回目の「Mark」がCastされたら、即座にその対象者へBeaconを入れる。
そして、「Mark」対象者のHPに注意しながらTankへHealをかけ続ける。

ただ、まだこの段階では他のHealerも「Mark」へのHealに参加できるので、
大げさにHealをかけなくても「Mark」対象者が死ぬ危険性は低いだろう。
やはりFoLの割合を多くして、引き続きManaの節約に努める。

2回目の「Mark」がCastされて「Mark」の対象者が2人になったら、
その時点でTankへのHealは止める。

Beaconが付いていない方の「Mark」対象者へHealをかけ続け、
以降はこの2人の対象者へのHealingだけに専念する。
HLも混ぜていくので、必要ならDivine Pleaもどんどん使用していく。

また、ここまではFoLの使用割合が多いことから、SSも効果的に用いたい。
SSから生まれるShieldはFoLのCrit率を50%も高めるからだ。

SSは、弱いFoLのHeal力を増強させるだけでなく、
CritによるMana回復の確率も高めてくれる、役立つSpellだ。
なるべくBeaconの対象者以外にSSを付け、
SSの対象者へ直にFoLをかけるようにしたい。


ボスのHPが30%になって、ボスが「Frenzy」状態になると、いよいよ本番だ。

ここでは何も考えずにひたすらHLの連射だけを行う。
とにかく、2人の「Mark」対象者への大Healが途切れないようにする。
装甲の薄いCaster陣などは、「Frenzy」が加わった「Mark」によって、
たった2~3秒の間に致死量分のダメージを受けることも珍しくないからだ。

よって、HLの合間に各Buffの更新をはさむ余地などはない。
HLの連射態勢を整えるため、P2に入る直前、
すなわちボスのHPが31~35%の間に以下のことを済ませておく。

・Beaconの更新
・SSの更新(ArmorやHPが低い方の対象にかける)
・Judgementで攻撃してJotPの更新
・Divine Pleaが使用可能なら使用してしまう(P2に入ったらマクロ等で消す)


後は、2人の「Mark」対象者だけを注視し、HLだけを彼らに投げかけ続ける。

この際に、Divine IlluminationAvenging Wrathなどの、
Global Cooldownの影響を受けないSkillやアイテムは、
そのHLの連射を妨害しないので積極的に組み込んでいくといいだろう。

特にDivine Illuminationを、P2で使用されるはずのHeroism / Bloodlustと併用すれば、
相当な量のManaを節約することができる。


■Deathbringer Saurfang (P2でのJotPの更新)

P2へ入るまでに各Buffが更新される必要性を述べた。

そのBuffの1つであるBeaconは、Glyphによって効果時間が90秒まで延びる。
P2が90秒以内に終わらないケースなどほぼないので、
P2でのBeaconの再更新については気にしなくていいことになる。

また、SSは、効果時間が切れたとしても無理に再更新する必要のないBuffだ。
どうせShield部分はたった1撃ではがれてしまう。
P2ではHLを中断させてまで更新するべきBuffではないだろう。

そして最後のJotPだが、これだけはどうしても失うわけにはいかない。
このBuffはHLのCast間隔に大きな影響を与えるからだ。
もしも効果時間が切れそうならば、P2であっても再更新する必要があるBuffだ。


では、どのようにP2でJotPを更新するか。

普通にHL連射の間へJudgementをはさむ場合は、以下のようになる。
… HL → HL → Judgement → HL → HL …

これは危険を伴う選択だ。

Judgementに必要なGlobal Cooldownの1秒と、
直後のHLのCast時間に必要な1.3~1.5秒の両方が、
空白時間として入り込むことになる。

合計で2.3~2.5秒もの間、P2の「Mark」対象者に
一切のHealが成されないというのは、相当なリスクが含まれることを意味する。


そこで推奨されるのが、LoHも一緒にはさむことだ。
具体的には以下のようになる。
… HL → HL → Judgement → LoH → HL → HL …

HLによる回復 → 1秒の空白時間 → LoHによる回復 → 2.3秒~の空白時間 → HLによる回復
というHealingのサイクルになる。

やはり2秒以上の空白時間が生まれることになる。
しかし、その直前には必ず両方の対象者のHPが
フルまで回復されるので、実際のリスクは小さい。

さらに、Physicalの被ダメージ量を20%も下げる、
Imp LoH」のBuffを同時に提供できることも強みだ。

このBuffを耐久力が低い方の「Mark」対象者へ与えるために、
Beaconは耐久力が高い方に付けてもいいだろう。


LoHの代わりにBoPを利用する手もある。
具体的には以下のようになる。
… HL → HL → BoP → HL x2~4 → Judgement → HL → HL …

これは、BoPをかけた方の「Mark」対象者だけは
絶対に死なせないように保護する更新方法だ。

その反面、BoPをかけなかった方の「Mark」対象者には、
2秒以上の空白時間を2度も与えることになる。

よって、このBoPを利用する更新は、担当する「Mark」対象者のどちらかが
高い耐久力を持っている場合に限られる。
Plateを着ている者や盾を持つShamanであれば、
フルHPから「Mark」によって2秒以内に殺されることは稀だからだ。

もちろん、BoPは耐久力が低い方の「Mark」対象者へかける。


あとは、Heroism / Bloodlustの効果があるうちに
1度JotPを更新してしまうという方法もある。

Heroism / Bloodlust中はHLのCastも1秒近くになるので、
普通にJudgementをはさんでも、生まれる空白時間は2.0秒までに短縮される。

LoHやBoPを利用する場合に比べてリスクはやや高いが、
操作がごく単純で間違えようがないのは利点だ。

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「World of Warcraft」プレイ日記

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