3.3 Holy Paladin ガイド #2 - 能力 (1/5)

まずは、Holy Paladinに何ができるのかを総おさらいする。
必要に応じて、全てのSpellを瞬時に使えるよう慣れておきたい。


■味方へかけるSpell (Direct Healing)

Holy Light (以下HL)
Holy Palの主力となるHealing Spell。
消費Manaも多いが、Heal量も相当に多い。
このHLを連発できるだけのMana量をどう確保するのかが先決となる。
Spell Powerの166%分がHealing量に上乗せされる。

Flash of Light (以下FoL)
HLがベホイミだとすると、FoLはホイミだ。
要は消費ManaもHeal量もHLに比べて少ない。
HPM(Mana消費量あたりのHealing量)が格段に高いのでお手軽感はあるが、
RaidではこれだけでTankを生かしきるのは不可能だと思っていい。
被ダメージが小さい局面や、Mana消費量の調整をしたいときなどに使用する。
Spell Powerの100%分がHealing量に上乗せされる。

Holy Shock
Holy Talent。
敵をターゲットして用いればダメージを与えることもできるが、
もちろん主に味方へのHealing Spellとして用いる。
Holy Palには貴重なInstant CastのHealing Spellだ。
ただし6秒のCooldownがあるため連発はできない。
Spell Powerの80.57%分がHealing量に上乗せされる。

Lay on Hands (以下LoH)
20分に1回、自分の最大HPと同じ量だけをInstant CastでHealできる大技。
しかも消費Mana量は0だ。
TalentGlyphの効果によって、Cooldownは11分にまで短縮させることができる。
Critすることも可能(Heal量1.5倍)だが、Spell PowerによるHeal量上昇はない。
なお、LoHを自分自身へかけた場合にのみForbearanceのDebuffが自身に付く。
このDebuff中の2分間はDivine Shield等を使えなくなるので注意が必要だ。

Beacon of Light (以下Beacon)
Holy Talent。
味方の1人に与えることができるBuff。
複数のPaladinが、同一人物に対して複数のBeaconを重ねがけすることは可能だ。
誰かにHealをすると、そのHeal量と同じ分だけのHealを
BeaconのBuffが付いた対象にも提供するという性能を持つ。
ただし、Beacon Buffの対象者へじかにHealしてもHeal量は2倍にはならない。
よって、TankにBeaconを付け、もう1人のTankないしはRaidをHealし、
2人同時に回復させていくのがHoly Palの通常のHeal Workとなる。


■味方へかけるSpell (Absorb Shield)

Sacred Shield (以下SS)
味方の1人に与えることができるBuff。
Beaconとは異なり、複数のPaladinがいても
同一人物にかけることができるSSは1つまでだ。
SSの対象者がダメージを受ける度に、SSは6秒おきに
ダメージを吸収させるShieldをその対象者へ付加する。
Shieldは6秒経過、もしくは吸収可能量だけ吸収すると消滅する。
吸収量はShield 1個につき500 + Spell Powerの75%だ。
3000 SPのPalならば6秒おきに2750 Absorbと、
地味ながら少なくない貢献を果たしてくれる。
さらに、このShieldにはもう1つの能力がある。
対象者へかかるFoLのCrit率を+50%させるもので、こちらも見逃せない効果だ。

Hand of Protection (以下BoP)
味方1人にかかるBuffで、Meleeダメージを10秒に渡って全て無効にする。
ただし、この間は対象者自身もMelee攻撃を行えないので、
CasterをMeleeダメージから保護するのが一般的な使い方だ。
重要な特徴として、一時的に対象のThreatを0にさせる効果がある。
よって、いくらTankがピンチでもBoPをTankにかけてはならない。
Threat過剰で敵から攻撃を受けるDPSやHealerの保護として使うのが正解だ。
Threat関連で補足をすると、BoPが切れた対象者のThreatはまた元に戻る。
また、Spellダメージのみを与えてくる敵からのThreatは0にはならない。
BoPでいったん保護された対象者にはForbearanceのDebuffが2分付く。
このDebuffがある間は、再びPaladinによるBoP等の無敵系Buffを得ることができない。

Hand of Sacrifice
味方1人にかかるBuffで、対象者の被ダメージ量の30%分を自身へ転送させる。
ただし、最大転送量は自身の最大HP分までだ。
Tankにうっかりかけたりすると、転送量だけで自分が即死する場合もあるので注意。
Tankにかける場合は、Divine Shield使用時に併用するといいだろう。
なお、「Hand of ~」と名のつくHand系のPaladin Buffは、
同一人物に1種類までという制限がある(古いものは上書きされる)。
複数のPaladinによる、同一人物へ対する複数Hand Buffの重ねがけは可能だ。

Divine Sacrifice (以下D.Sac)
Protection Talent。
Talent Specによっては取ることのないTalent Skill。
10秒に渡り、30yard以内のPartyメンバーの被ダメージ量を30%分、
全て自身へ転送させる自己Buffだ。
自身のHPが20%になった時点で転送効果は停止されるものの、
現在のICC内でのRaidダメージでは、
それでも自分が転送ダメージによって事故死をしかねない。
さらに、Raid全体ではなくParty内のたった5人までにしか効果がないSpellだ。
よって、D.SacのBuff自体はさっさとキャンセルして、
同時に発生するDivine Guardianの効果だけを用いるのが一般的だ。
D.Sacをキャンセルするマクロは後述する。

Divine Guardian
Protection Talent。
Talent Specによっては取ることのないTalent Skill。
D.SacのCastとともに、必ず30yard以内のRaid全員へ与えられるBuff。
このBuffは6秒に渡り、対象者の被ダメージ量の20%分を吸収し続ける。
6秒は短すぎる感もあるが、大きなRaidダメージを受ける局面で
ピンポイントに使うと多大な効果を発揮してくれるSkillだ。
また、Divine Guardiantは、これとは別に
取るだけで自動的にSSの効果の増強もしてくれるTalentだ。
その内容は、SSの効果時間を30秒から1分に倍増させ、
さらにShieldのダメージ吸収量を1.2倍にするというものだ。

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「World of Warcraft」プレイ日記

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