■Gearのそろえ方
Statsを2つのグループに分けるとこうなる。
・Mana Pool増強 … Int > MP5 > Crit
・Heal力増強 … Haste > SP > Crit
とにかく、まずはHLを連発することが可能なだけのMana Poolを確保したい。
そのためにはIntを稼ぐと最も効率がいい。
よって、得られるInt量に注目しながらGearの選択をする。
もちろん、Healing装備の全てにIntは付いている。
その中でもアイテムレベルが高い方(Int量が多い)、
Gemソケットが多い方(Int Gemを入れることができる)を選ぶと、
より多くのIntが稼げるだろう。
おおよその目安として、一切のBuffがない状態で、
Normal ICCに臨む場合は30,000 Mana、
Heroic ICCに臨む場合は35,000 Manaを目標にIntを積むといいだろう。
3種類あるHealing装備をもう一度おさらいする。
1. Haste/Crit
2. Haste/MP5
3. Crit/MP5
通常は、Hasteの付いている1と2の装備でHeal力を高めていく。
Mana Poolに不安を覚えた場合は、Mana回復に特化された3の装備を選ぶとよい。
■Haste Soft Capについて
HasteのSoft Capとは、Global Cooldownや1.5秒CastのSpellが
1秒間隔となるまでに必要なHaste Ratingの値を指す。
これ以上Hasteを稼いでも、それらのCast間隔は縮まらないからだ。
Holy PaladinのHaste Soft Capに必要なHaste Ratingは、676だ。
詳しくは以前に載せた記事を参照してほしい。
「Holy PaladinのHaste Cap」
気にする人が多いので参考までに触れたのだが、実際のところは
Holy Palの場合、Haste Soft Capを気にかける必要などない。
その理由は2つある。
まずは、Healing Doneの大部分を占めるHLのCast間隔は、
最短の1秒となるまでに途方もないHasteが必要だからだ。
Haste Soft Cap以降も、Hasteは相変わらずHPSの向上に効果的だ。
もう1つは、繰り返しになるが、Holy Palの場合はHeal力よりも
Mana Poolの増強が何よりも優先される事項だからだ。
Manaに不安があるならばHasteを落としてCrit/MP5装備を選ぶべきだし、
十分なMana Poolを確保できたら逆にHaste装備を選んでいく。
それだけのことで、Soft Capなどにこだわらず、
各自で最適なHasteの値を求めるべきだろう。
■Tier 10 セットボーナス
現在最高峰のセットアーマーがT10だ。
そのT10のセットボーナスは以下のとおり。
・2セット … Divine Illuminationがアクティブである間、Healing量が+35%される
・4セット … Holy ShockをCastすると、次のHLのCast時間が0.3秒短くなる
どちらも強力な効果だ。
これらのセットボーナスは積極的に集めにいっていい。
ただし、どちらのボーナスもHeal力増強のカテゴリへ属することに注意する。
Holy Palにとっての優先事項は、とにかくMana Poolの増強だ。
Mana Poolが十分でないならば、
無理にセットアーマーを装備しないことも一つの選択肢だ。
セットアーマーよりGemソケットが多い装備にしてもいいし、
よりInt/MP5/Critが多い装備にしてもいい。
■ハイエンドコンテンツのGear
Heroic Raid等、ハイエンドなコンテンツにおいては、
T10を2セットまでにとどめるのが現在のトレンドだ。
HL連発時のHeal量を最大まで高めるためだ。
T10セットの装備数を減らす利点は以下の2つだ。
・「Crit/MP5」のパーツを他のHaste付きの装備に替えることができる
・T10の各パーツよりGemソケットが1つ多い装備に替えることができる
HL単体の強化に絞る場合は、どちらも有用な効果だ。
そのHL強化の目的でT10を2セットまでにとどめる場合、
T10はHasteが付いているHead、Shoulder、Chestの中から2つを選ぶ。
中でもHeadは必須となるだろう。
他にHasteの付いているレベル277のHead装備がないためだ。
残りの部位は、可能な限りHaste付きの装備で固める。
まずは、Raid内でHeroism / Bloodlust中のHLのCastが1.0秒となる、
777 Haste Ratingを最低限の目標としたい。
0 コメント:
コメントを投稿