■概要
・落下してくる「Meteor Strike」を避ける
・「Meteor Strike」から発生するダメージゾーンを避ける
・球体から射出されるレーザーを避ける
・Debuffを付けられたら端まで移動してDispelを受ける
・Dispel後に発生するダメージゾーンを避ける
・P3で「Corporeality」が低い方のグループはDPSを抑える3.3.5から新しいRaidコンテンツとして、Ruby Sanctumが追加された。
場所はObsidian Sanctumがある、Wyrmrest Templeの地下だ。
内部の構造もObsidian Sanctumと似ている。
メインエンカウンターとなるDragonボスのHalionが中央から現れ、
その周囲には3体のミニボスが存在する。
Ruby Sanctumには10manと25manの両方が用意されている。
また、難易度はNormal ModeとHeroic Modeの2種類がある。
難易度の切り替え方法はICCと同じで、
Raid Leaderが自身のポートレイトを右クリックし、
「Raid Difficulty」から選択することになる。
Obsidian Sanctumのように、残したミニボスの数だけ
段階的に難易度が上がるような仕組みではない。
なお、Heroic ModeでHalionを倒しても、Titleを含めた特別な報酬は
Achivement以外与えられない模様だ。
Lootアイテムのレベルは、ICCのLich Kingのそれと同じだ。
10man Normalからは258、10man Heroicからは271、
25man Normalからは271、25man Heroicからは284の、
それぞれのアイテムレベルの装備品を得られる。
■セットアップ
Tankは2人だけ必要。
Healerを5~8人ほど用意し、後はDPSで編成する。
Phase 3では、RaidはPortalの外部と内部に分かれて戦うことになる。
よって、戦闘前に外部グループと内部グループへRaidを振り分ける必要がある。
Tankは外部と内部にそれぞれ1人ずつ必要だ。
Healerも、Tank Healerをそれぞれのグループへ均等に振り分ける。
内部では常に全員がダメージを受け続けるので、
内部にはRaid Healerを多めに入れるといい。
中でもResto Druidは内部で用いると大変効果的だろう。
DPSの編成が最も重要で、トータルのダメージ量が
外部と内部で同じになるよう振り分けねばならない。
その際に、外部はRanged DPSを中心に、内部はMelee DPSを中心に編成すると、
効率よくダメージを与えることができるだろう。
外部でMelee範囲まで伸びてくるダメージゾーンをMelee DPSが避けずに済むし、
内部で回転するレーザーを避けるのにRanged DPSが移動し続けなくて済むからだ。
■Halionの能力
・
Twilight Precision 最初から最後までHalionに付いているBuff。
対象が攻撃するときに、対象のHit率を5%上昇させ、
さらに攻撃の標的のDodge率を20%減少させる。
ICC内で受ける「
Chill of the Throne」と同様の働きをする。
現在のTankが持つ、高くなりすぎたDefenseにペナルティを与えるものだ。
・
Cleave 全Phaseで使用される。
現在のターゲットへ通常の75%分の武器ダメージを与える。
この攻撃は、ターゲットの近くにいる10人までの対象にも当たる。
・
Tail Lash 全Phaseで使用される。
後方Cone状のAoE攻撃。
範囲内にいた全ての者へ3063~3937のPhysicalダメージを与え、
さらに2秒間Stunさせる。
・
Flame Breath Phase 1とPhase 3で使用される。
前方Cone状のAoE攻撃。
範囲内にいた全ての者へ26250~33750のFireダメージを与える。
・
Meteor Strike Phase 1とPhase 3で使用される。
ランダムのターゲットの場所に炎の隕石を落とす。
落下予定地点が示されてから5秒後に、この隕石は落下する。
落下した地点から12yard以内にいた全ての者へ
18750~21250のFireダメージを与える。
さらに、落下した地点へ、
同名の「
Meteor Strike」というダメージゾーンを4つ発生させる。
・
Meteor Strike 「
Meteor Strike」が落下した地点に必ず発生する、3yard幅のダメージゾーン。
このダメージゾーンは、ランダムな経路をとりながら線状に伸びていく。
上にいる全ての者へ4713~5287のFireダメージを1秒ごとに与える。
・
Fiery Combustion Phase 1とPhase 3で使用される。
ランダムのターゲットに同名のMagic Debuffを30秒に渡って付加する。
このMagic DebuffはDispel可能。
Magic Debuffは、対象に4000のFireダメージを2秒ごとに与える。
何らかの理由でこのMagic Debuffが対象から無くなった場合、
対象の周囲にいる、対象以外の全ての者へFireダメージとKnock Backを与える。
さらに、Magic Debuffが無くなったときに、対象がいた地点へ
「
Combustion」というダメージゾーンを発生させる。
・
Mark of Combustion 「
Fiery Combustion」が付加された者へ、必ず同時に付くCurse Debuff。
このCurse DebuffはDispel可能。
「Fiery Combustion」が対象へダメージを与えるたびに、
このCurse Debuffは対象へスタックしていく(2秒ごとに1スタック)。
スタックした数だけ、
「Fiery Combustion」が無くなったときに発生するKnock Backと、
「
Combustion」のダメージゾーンの効果範囲がそれぞれ拡大される。
なお、「Fiery Combustion」が除去されると「Mark of Combustion」も同時に消え、
「Mark of Combustion」が除去されると「Fiery Combustion」も同時に消える。
・
Combustion 「
Fiery Combustion」のDebuffが無くなったときに、
必ずその対象者の足元に40秒間発生するダメージゾーン。
上にいる全ての者へ3500~4500のFireダメージを1秒ごとに与える。
対象者に付加されていた「
Mark of Combustion」のDebuffのスタック数だけ、
このダメージゾーンの規模は拡大される。
・
Dark Breath Phase 2とPhase 3で使用される。
前方Cone状のAoE攻撃。
範囲内にいた全ての者へ26250~33750のShadowダメージを与える。
・
Dusk Shroud Phase 2とPhase 3で使用される自己Buff。
このBuffは、Raid全体へ3000のShadowダメージを2秒ごとに与える。
・
Twilight Cutter Phase 2とPhase 3で使用される。
周囲を旋回している球体からレーザーを発生させて攻撃する。
このレーザーの範囲内にいる全ての者へ
13875~16125のShadowダメージを0.25秒ごとに与える。
・
Soul Consumption Phase 2とPhase 3で使用される。
ランダムのターゲットに同名のMagic Debuffを30秒に渡って付加する。
このMagic DebuffはDispel可能。
Magic Debuffは、対象に4000のShadowダメージを2秒ごとに与える。
何らかの理由でこのMagic Debuffが対象から無くなった場合、
対象の周囲にいる、対象以外の全ての者へShadowダメージを与え、
その全員を対象者のいる場所まで引き寄せる。
さらに、Magic Debuffが無くなったときに、対象がいた地点へ
「
Consumption」というダメージゾーンを発生させる。
・
Mark of Consumption 「
Soul Consumption」が付加された者へ、必ず同時に付くCurse Debuff。
このCurse DebuffはDispel可能。
「Soul Consumption」が対象へダメージを与えるたびに、
このCurse Debuffは対象へスタックしていく(2秒ごとに1スタック)。
スタックした数だけ、
「Soul Consumption」が無くなったときに発生する引き寄せと、
「
Combustion」のダメージゾーンの効果範囲がそれぞれ拡大される。
なお、「Soul Consumption」が除去されると「Mark of Consumption」も同時に消え、
「Mark of Consumption」が除去されると「Soul Consumption」も同時に消える。
・
Combustion 「
Soul Consumption」のDebuffが無くなったときに、
必ずその対象者の足元に40秒間発生するダメージゾーン。
上にいる全ての者へ3500~4500のShadowダメージを1秒ごとに与える。
対象者に付加されていた「
Mark of Consumption」のDebuffのスタック数だけ、
このダメージゾーンの規模は拡大される。
・
Corporeality Phase 3で使用される自己Buff。
Phase 3ではHalionが2体登場するが、
それぞれのHalionのダメージ量と被ダメージ量を調整する働きを持つ。
詳しくは後述する。
■ストラテジー (Phase 1)
戦闘は3つのPhaseに分かれる。
最初のP1ではPortalの外部で戦闘する。
Tankはなるべくボスを端まで持っていく。
Raidに広い逃げ場を確保させるためだ。
また、ボスの前方と後方をRaidへ向けないようにTankすること。
Raidが注意すべき点は5つある。
まずは「
Meteor Strike」の落下地点から離れることだ。
落下予定地点には派手な爆風のエフェクトが現れるので、
すぐに気づくことができるだろう。
次に、その「Meteor Strike」が落下した地点から発生する
ダメージゾーンを避けることだ。
いびつな線状のダメージゾーンが、合計4本現れる。
3つ目は「
Fiery Combustion」と「
Mark of Combustion」のDebuffだ。
これらは必ず、同一対象に両方付く。
対象者は、これらを受けたら誰もいない端の方へ移動すること。
そして、この対象者が安全な場所まで移動したのを確認してから、
Dispelできる者がこのDebuffをDispelする。
Dispel時に対象者の周囲へ被害が出るので、
Dipselのタイミングには注意すること。
また、Dispelが遅れるとKnock Backやダメージゾーンの範囲が
それだけ拡大されるので、対象者はすぐに走り出さねばならない。
なお、DispelはMagic DispelでもCurse Dispelでも大丈夫だ。
どちらのDispelを用いても、両方のDebuffがいっぺんに除去される。
4つ目は、その「Combustion」DebuffをDispelした後にできる
ダメージゾーンを避けることだ。
正しく安全な場所でDebuffがDispelされたならば、
これによる被害はほとんどないだろう。
最後に、ボスの前方と後方に立たないことだ。
特にTankのそばにいると、即死級のAoE攻撃を受けることになる。
これは全Phaseで注意すべき事項だ。
ボスのHPが75%になるとP2へ突入する。
■ストラテジー (Phase 2)
P2ではPortalの内部で戦闘する。
現れる大きなPortalを右クリックして内部へ入る。
ただし、外部Tankと外部Tank Healerは
そのまま外に残っていることだ。
P3へ入った直後に、素早く安全にボスをTankできるようにするためだ。
RaidがPortalに入った直後は事故が起こりやすい。
内部TankはPortalに入ったら、すぐさまボスを捕らえること。
そしてThreatを稼ぎながら、ボスの横腹をPortalへ向けるようにする。
Healer陣は内部TankへあらかじめHoTをかけておき、
素早くPortalに入って内部Tankを死なせないようにする。
DPS陣は、ボスの位置とThreatが安定するまで、
ボスに一切の攻撃を与えてはならない。
内部Tankはボスを中央でTankする。
Tankを含めた全員が注意すべき点は、
周囲を旋回している2つの球体から放たれるレーザーだ。
これに触れると即死級のダメージを受けてしまう。
レーザーは約20秒ごとに、10秒間射出される。
また、2つの球体を結ぶようにして直線状に放たれる。
よって、射出前から自身が2つの球体の間に位置しないよう
気を配らねばならない。
なお、レーザーが射出される直前には、
「The orbiting spheres pulse with dark energy!」という
黄色のメッセージが画面に現れる。
Raidはレーザーから逃げるように絶えず動き続けている。
そのRaidに対し、なるべくボスの前方や後方を向けないよう、
内部Tankもまた動き続けてボスの向きを回すといいだろう。
片方の球体の少し後ろから、その球体を追うように回り続けると、
うまくRaidへスペースを与えることができる(図参照)。
(※図はTankSpotのガイドより勝手に抜粋)内部でも、外部と同じようなDebuffに注意する。
「
Soul Consumption」と「
Mark of Combustion」の両方を受けた者は、
すぐに誰もいない端の方まで移動すること。
周囲に人がいるほど、Dispelが遅れるほど、被害は拡大する。
外部と同じく、DebuffはMagic DispelでもCurse Dispelでも除去可能だ。
なお、内部では常にRaidがダメージを受け続けるので、
外部よりも多くのRaid Healが必要となる。
ボスのHPが50%になるとP3へ突入する。
■ストラテジー (Phase 3)
P3では外部と内部の両方にボスが出現する。
どちらか一方のボスにダメージが入らないと、
両方のボスのHPが回復されていく。
よって、Raidは二手に別れて2体のボスを同時に攻撃せねばならない。
P3に入ると、外部と内部にPortalが2つずつ現れる。
これを用いて外部と内部を行き来できる。
外部グループに振り分けられていたDPSとHealerは、
これを用いて外に出て、外部のボスと戦闘する。
あらかじめ外で待機していた外部Tankは、
現れたボスをP1と同じようにTankする。
同じく待機していた外部Tank Healerは、
そのTankへのHealingを開始する。
内部グループは、そのまま内部で戦闘を続ける。
戦い方はこれまでと変わらない。
外部はP1と同じように、内部はP2と同じようにそれぞれ動く。
P3で追加される要素は、両方のボスに付く「
Corporeality」というBuffだ。
これは、2体のボスの被ダメージ量に偏りがあった場合、
それぞれのボスの攻撃力と防御力を上下させる働きを持つ。
ボスの被ダメージ量に偏りがあるほど、
片方のボスの攻撃力が上がっていってしまうため、
外部と内部のDPSはお互いのダメージ量をコントロールせねばならない。
P3では画面上部に「Halion's corporeality」という表示がでる。
これがボスの被ダメージ量の偏り具合を示している。
最初は外部も内部もこの「Corporeality」は同じく50%であり、
両方のボスに対するダメージ量が均等である状態だ。
ボスの被ダメージ量に偏りが出てくると、
ダメージを多く受けた方のボスの「Corporeality」が減少し、
被ダメージが少ない方のボスの「Corporeality」が増加していく。
例えば外部のダメージ量が内部より多い場合、
「外部 40% / 内部 60%」「外部 30% / 内部 70%」というように、
それぞれの「Corporeality」が上下していく。
DPSは、なるべくこの「Corporeality」を50%の状態に保ちながら
ボスを攻撃し続けねばならない。
よって、表示されている「Corporeality」の値が低くなった側のDPSは、
これが50%になるまでは攻撃の度合いを抑えること。
死者が出るなどして、外部と内部でダメージ量のバランスが崩れた場合は、
Portalを用いてDPSの数を調整することもできる。
2体のボスはお互いにHPをシェアしていて、
ダメージを受けると双方のHPが均等に減っていく。
両方のボスのHPが0%になると戦闘に勝利する。
■Corporealityについて
最初は外部も内部も50%から始まる。
外部と内部でRaid DPSのダメージ量に偏りが出ると、
Raidのダメージ量が多い方の「Corporeality」が減少し、
Raidのダメージ量が少ない方の「Corporeality」が同じ値だけ増加する。
「Corporeality」がボスに与える効果は以下のとおりだ。
ボスの攻撃力が+60%になると、途端にHealingがきつくなるだろう。
「Corporeality」のバランスを「20% / 80%」や「80% / 20%」までには
絶対に突入させないよう注意すべきだ。
■登録推奨Buff
・味方へのDebuff
Mark of Combustion
Mark of Consumption■Lootアイテム一覧 (25man)
※アイテムレベルはNormalが271、Heroicが284
※MP5付きのRingはNormal版ではCritだが、Heroic版ではHasteとなっている(誤記?)■Lootアイテム一覧 (10man)
※アイテムレベルはNormalが258、Heroicが271■動画
http://www.youtube.com/watch?v=J_S277XtDvY